保険の無料相談はなるべく使うな

保険の無料相談はなるべく使うな

新規に生命保険に入りたいけど、よくわからないから保険の無料相談にいこうかなという方。

現在入っている保険を見直すために、保険の無料相談にお世話になろうと思っている方。

ちょっと待ってください。

保険の無料相談は憂慮すべき点が多いのでなるべく避けた方がよいです。

この記事ではその理由をお伝えします。

保険の無料相談はおすすめできない!

繰り返しになりますが、保険の無料相談は基本的に使用しないほうが良いです。

理由は以下の2つです。

・顧客と相談員の利益相反
・公平性が欠落する危険がある

では、これらを詳しく見ていきましょう。

顧客と相談員の利益相反

1つ目の理由は、「相談員と客は利益相反の関係にある」ということです。

考えてみてください。保険の無料相談員の人たちは、どこからお金をもらっているのでしょう?

それは、代理店に商品販売を委託している生命保険会社です。

相談員の方たちは、「保険の無料相談に来た客から新規に契約を取った時に、保険会社から仲介手数料がもらえる」という仕組みで儲けているのです。

ですから、お客さんに新規契約をしてもらえばもらうほど儲かります。

つまり、相談員はあなたに保険を売ろうとする強力なインセンティブを負っているのです。

したがって、あなたが無料相談に出向けば、彼らは契約にこぎつけようとしてくるでしょう。

その時にあなたが保険に対して疎ければ、相手の思い通りに契約させられてしまうかもしれません。

公平性が欠落する危険がある

2つ目の理由は「公平性が欠落する危険がある」ことです。

保険の代理店では多数の生命保険会社の商品を扱っています。

そして、代理店に販売を委託する保険会社は、自社の商品を他社よりも優先して販売してほしいと思っています。

もし、ある保険会社が自社の商品を積極的に代理店に売ってもらうために、代理店に払う報酬や手数料を上げたらどうなるでしょう?

代理店は報酬を多めにくれる保険会社の商品を多く売ろうと考えるはずです。

そうなれば、表向き「公平」を謳っているにも関わらず、代理店に都合の良い商品ばかりが顧客に売られることになります。

困ったら誰に相談すべきか

このように、無料相談は構造が不健全であると言わざるを得ません

保険に対して知識があまりなければ、言いくるめられ、内容もわからず契約してしまう危険が無料相談にはあるのです。

でも、保険のことなんてあんまりわからないし、誰かに相談したいという方は多いと思います。

そういう時は保険の有料相談を利用しましょう。

保険の相談でお金を払いたくないなぁ、と思う方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、生命保険は日本人の買い物のうち、マイホームの次に高い買い物であると言われています。

そんな大きな買い物をするときに少しのお金をケチって、お得でない保険に入ってしまう方が結果的に損をしてしまうのではないでしょうか?

無料相談をうまく使う方法

ここまで保険の無料相談はおすすめしない、と散々言いましたが、うまく利用する方法もあります。

それは、相談員とは利益相反であることに留意して、保険のプランニングだけ行ってもらい、それを持ち帰り、通販やネット系の同じ内容の保障を探すという方法です。

面の皮が厚めの人はぜひどうぞ(笑)

また、無料相談でも生命保険文化センターの生命保険相談を利用するのはありだと思います。生命保険文化センターは保険代理店とは違い、保険商品は売らないからです。

まとめ

繰り返しになりますが、保険の無料相談を利用することは基本的にさけましょう

まずは、自分で生命保険について調べましょう。

本サイトを見て頂ければ、自力で合理的に保険に加入できるようになります。

自分だけでは立ち行かなくなったら、保険の有料相談や生命保険文化センターの生命保険相談を使うのも有効です。

また、無料相談員の方とは利益相反であることを肝に銘じて、保険代理店に行って生命保険のプランニングだけ行ってもらい、そこでは契約しないという手もありです。

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