「生命保険への加入を考えている」
というみなさん。
どこで生命保険を買おうとしていますか?
もしかして保険会社の人に相談して買おうとしてませんか?
そうであれば、今日から考えを改めましょう。
結論を申し上げると、生命保険会社の営業マン(生保レディ)から保険を買うのは最悪の保険加入手段です。
この記事では、その理由とどこから保険を買うべきかお伝えします。
営業マンから保険を買ってはいけない理由
なぜ営業マンから保険を買ってはいけないのか?
理由は以下の2つです。
・他社商品と比較ができない
・顧客と営業マンは利益相反
では、それぞれ見ていきましょう!
他社商品と比較ができない
一つ目の理由は、他社商品と比較できないことです。
これが如何にまずいか、たとえ話でご説明したいと思います。
たとえば、あなたはテレビが欲しくなったので、電機屋にいったとしましょう。
電機屋には様々なブランド(Panasonic, SONYなど)のテレビが置いてあり、選ぶのに困りますよね。
そこで、あなたが電機屋の店員さんに「どのテレビがおすすめですか?」と聞くと、店員さんは、
「A社のテレビは液晶の美しさが群を抜いています」
「B社のテレビは値段がリーズナブルです」
といったように(実際はもっと詳しく教えてくれると思います笑)紹介してくれるでしょう。
このたとえ話で言いたいことは、通常の買い物の場合、あなたは複数社の商品を比較検討して買っているということです。
テレビに限らず、スマートフォンや普段飲むドリンクなども、いくつかのメーカーの商品から選んでいるはずです。
では、生命保険を営業マンから買うときはどうでしょうか?
営業マンは基本的に一社専属ですから、所属している会社の保険商品をあなたにおすすめしてくるでしょう。
ですからその時、あなたはその営業マンの所属している会社の商品しかみることができません。
さきほどの電気屋の例を読んでいれば、何が問題なのかわかるかと思います。
つまり、生命保険会社の営業マンから保険を買う際には、他社商品との比較ができていないのです!
これでどうやって顧客が納得し、満足できる商品を提供できると言うのでしょうか。
生命保険も他の商品同様に、比較検討して買わなければなりません。
顧客と営業マンの利益相反
2つめの理由は、顧客と営業マンの利益相反です。
端的に何が問題かと言えば、顧客にとって必要のない保険まで売りつけられる可能性があるということです。
これは少し考えればわかります。
みなさんは営業マンはどのようにして会社から評価されると思いますか?
当然、商品を多く売るほど評価されますよね。
ですから、顧客に対して保険を売ろうとするインセンティブが強いです(強い動機がある)。
一方、顧客は必要十分な保障を得るために保険に加入しますから、無駄に保険に加入したくはありません。
しかし、営業マンは可能な限り保険を多く売ることがお金儲けの観点からは正解なので、あなたが保険について良く分かっていない場合、不必要な保険にまで加入させようとしてくる危険があります(これは保険代理店に関しても言えることです)。もちろん、すべての営業マンがそうであるわけではないですが。
構造的に問題をはらんでいることは間違いないのです。
どこで生命保険を買うべきか
では、どこで生命保険を買うべきか。
一番良いのは自力で情報を集めて、自ら選択して加入することです。
このサイトを活用して頂ければ、自力で合理的に保険に入れるようになります。
まずは、以下の記事をご覧いただくと生命保険へ合理的に加入するための基本が理解できる思います。
もし、自力で情報を集めるのは厳しいという方は有料相談を使うのもありです。
ただ、相談料がかかることを躊躇する方も多いかもしれません。
そのような方には、生命保険文化センターの無料相談がおすすめです。
基本的に無料相談はおすすめしていないのですが、生命保険文化センターの無料相談は保険代理店の無料相談に比べると保険を売ろうとするインセンティブがないため、信頼できると思います。
とにかく、保険を売ろうとしている人から意見を聞いて、保険に加入することは極力避けた方が良いのです。
結論
繰り返しになりますが、生命保険会社の営業マンから生命保険は買ってはいけません。
保険は十分に比較してから加入しましょう。